【すべての疲労は脳が原因だった】愛媛 四国中央市 漢方 自然薬 疲労 疲れ 疲労感 自律神経
2016年9月6日
面白い本発見っ!!
ジャンっ!!!
『すべての疲労は脳が原因』
僕は現代の疲労の80%は脳疲労ですよ〜!!
って話してましたけど、
100%!ときましたか〜!!
そう。
100%脳が原因なんです!!って☆
単純に考えて、肉体を使うお仕事の人は肉体疲労が大きいでしょうけど、
デスクワークの人は体使わないですもんね…
なのに仕事が終わって家に帰ると…
「ダーーー疲れたーーーーー!」
ってなるでしょ☆
完全に肉体疲労じゃないですよね☆
頭使いすぎ。気使いすぎの疲れですよね☆
あとわかりやすいのが、一緒にいるだけで緊張する人っていますよね。
上司とか、偉い人とか☆
その人たちの集まりに行って、食事会があるとするでしょ。
その時は普通に食事して会話してるだけなのに、
終わった後の疲労感ハンパないでしょ♪(´ε` )
なんなら帰りに知ってる顔で飲み直す。みたいな(笑)
それも肉体って使ってないですよね。ほぼ。
どんなに重いもの持ってもドンブリぐらいだし、
立食パーティーでどんなに歩いても散歩程度でしょ☆
なのに疲れる…
これも、頭使いすぎ。気使いすぎの疲れ…
つまり、脳疲労ですよ!!
って話は良くしてたんですけど、
なんと肉体疲労だと思ってた疲労ですら、実は脳疲労だった!ってことがわかりました!!
脳の疲労。
もっと細かく言うと
『自律神経』の疲労。
なんですって☆
例えば、運動をする時に筋肉に負荷がかかりますよね。
でも筋肉には実は疲労物質はほとんど出ないそうです!!
それよりも、
秒単位で一生懸命働いてる、
呼吸の回数を増やしたり、
汗をかいたり、
心拍数を調節したり、
血圧を調節したり、
ホルモンを調節したり、
自律神経が一生懸命働くことの疲労の方が大きいそうですよ☆
だからよっぽどの激しい運動以外の疲労も脳疲労なんですね!!!
ん〜!!
なかなか興味深い感じ〜♪( ´▽`)
でもね、
自然薬って疲労を取るのが得意で、
昔からそういうものは沢山あるし、うちで驚くほど疲労が取れたって人は山ほどいます。
それがとても納得いきましたよ☆☆☆
やっぱり自律神経系を整える事が疲労を取る根本治療なので、
今まで肉体疲労だと思ってた疲労も取れるし、
精神疲労はもともと自然薬は得意分野だし♪
なんか臨床で納得いく事が多々あったので超納得!!!!
ますます、
その疲れ 取ってさしあげましょう!!
って感じ(笑)
まだ色々興味深い事は書かれてたんですけど、
あと、面白かったのは、
『疲労』と『疲労感』は違う!!!って事。
ん?
どういう事だ??
一緒じゃないか??
…
…
続きはまた次回♡
【漢方薬 VS インフルエンザ】
2016年1月30日
ついに…
出ましたね…
【インフル感染拡大、全国で注意報レベル-学級閉鎖などの措置は13倍に】
例年よりも1ヶ月以上遅れてのインフルエンザ到来!!DeathΣ( ̄ロ ̄;)
予防しっかりですよ〜(o^^o)☆
実は…
インフルエンザの治療薬『タミフル』に異常行動が出た平成17年ごろから、
漢方薬でインフルエンザの治療薬はないのか!?
という研究が一気に加速しまして…
高熱や咳なんかに使う漢方薬って実は沢山あって、
漢方薬は病名(インフルエンザ、とか、ヘルパンギーナ、とか、高血圧、とか。)
じゃなくて、
症状(頭痛、咳、高熱、動機とか)
で選ばれてきた医学です☆
その中でも、高熱によく使う麻黄湯という漢方薬があるんですが、
使う目安の症状はこれです。
高熱が出て、咳が出て、節々が痛む時に飲んでください。
この症状を聞いて思い浮かべる病気は?
そう。
インフルエンザです☆
麻黄湯は昔からインフルエンザに使われてきたんです☆
それを再度、ちゃんとした研究結果を出すために改めて研究されたわけです(o^^o)
結果!
福岡大学の研究により
麻黄湯、タミフルと同等の効果!
ってのが出たわけですよ。
それが一大ニュースになって新聞にも取り上げられてました☆
服用開始から平熱に戻るまでの平均時間は、タミフルが20・0時間、麻黄湯が21・4時間でほとんど差がなかった。解熱剤の平均服用回数はタミフルの2・4回に比べ、麻黄湯は0・6回と少なくて済んだ。
(2009年5月8日 読売新聞)
すごいですよね〜(o^^o)
これが出た時は僕らの中では「スゲー!やっぱ麻黄湯スゲー!インフルエンザの治療方針がこれで変わるかも〜!?」
って感動してたんですけど、
意外と一般の方には知られてなく…
もう10年近く前のデータですが、改めて取り上げてみました♪
インフルエンザになった時には対処法が色々ありますよ☆
タミフル、リレンザ、イナビル以外の治療法が!!
503、源液、麻黄湯の組み合わせ知ってれば、
全然なんとかなりますよ!!
(麻黄湯もメーカーによって品質が全然違うから買うとき気をつけてくださいね〜♪( ´▽`)
漢方薬は自然のもの由来だから品質に差がものすご出ます!!
いいメーカーの漢方は効きがマジで全然違うからっ!!!)
心配なら併用したらいいと思うしね〜♪
いいとこ取りしたらええねん♪
まぁ何よりかからないのが一番♪
睡眠とか栄養とかストレスとか、気をつけてしっかり予防してくださいね〜♪(´ε` )
邪気を払いましょう♪
【低気圧って体に大影響なんですよ!】愛媛 四国中央市 漢方 自然薬 自律神経失調症 台風
2015年10月1日
一度ブログで紹介させていただいた『博物館で勉強会』
犬伏製薬さんの『敬震丹』の勉強会だったんですが、
その時のことをちょっと詳しく書きますね〜♪
博物館の事は前回のブログで書いたので簡単に♪
生薬を細かくする「薬研」
さらに細かく粉状にする「篩(ふるい)」
生薬を保管する「薬味箪笥」
明治時代の漢方製造許可書。
あとは敬震丹の昔の看板やポスターなどなど。
歴史を感じるものばかりでテンション上がりましたー!!
じっくり見たら半日は時間がいるような展示物を早足に見てると…
ん?…?
見たことのある漢方の名前が…
「肝涼圓」
これは確か…
と思って携帯に保存している写真を見てみると…
研修会の前日に裕先生がオークションで買った看板の漢方でした!!
「夜泣き・疳の虫」のお薬。
今でいう「ひやきおうがん」のようなお薬ですね。
「肝涼圓」は犬伏製薬のお薬だったんです!!
驚き!!縁を感じますね~☆
犬伏製薬は「夜泣き・疳の虫」のような「気」のお薬が専門で『敬震丹』も気のお薬です。
気をめぐらせ体調を整えるお薬で、
ストレスが多い方、自律神経が乱れてる方、眠れない方、気持ちが落ち込む方、イライラする方、
が飲まれるとスッと楽になるんですね。
独特の香りと厳選された生薬が気を楽にしてくれます。
僕はこういう症状の方にオススメしてきたんですが、
今回研修会で大阪の薬局の先生に
「どんな方に敬震丹をオススメされてますか?」
という質問に、
「台風が来よる時は、けつまずかんように敬震丹飲んどったらええんや。
年取ったら、けつまずいて骨折するのが一番いかんからな。」
という答えが返ってきました。
これには会場の先生たちも「ポカン」
なんで、転倒予防と敬震丹が関係あるんだ…?
と誰もが思ってた所に講師の先生が続けます。
「台風が近づいて来ると気圧が下がる。そしたら体の中の水の巡りが悪くなるんや。
僕たちは立って生活をしてるから、水分は下に下に溜まって、足がむくむ。
足がむくむと足が重たくなって、知らん間に足が上がらんで、躓いて転ぶんや。」
「じゃあ足に水が溜まらんようにしてやればええわな。心臓の力を付けてやったら、
血液も十分廻るようになって、一緒に水もちゃんと上まで戻ってきて浮腫まんのや。
だから、けつまずかんのや。」
と言う訳です。
なーるほど!
全くその通りです!
台風が来てる時は特にですけど、立ち仕事の方や立ってる時間が長いと、足は浮腫みがちです。
それは水分の巡りが悪いからなんですよね。
じゃあちゃんと巡らせてやったら浮腫みは取れます。
すると重ダルさもとれますよね。
敬震丹は精神的な症状にも使いますが、そもそもは心臓のお薬。
心臓の働きを助けて、心臓を強くします。
水分代謝って思っている以上に重要なんですよね。
足・顔の浮腫み、頭痛、肩こり、長引く咳、膝に水が溜まる、しゃっくり、鼻水、鼻づまり…などなど。
これは水の巡りが原因で起こる事が多いんです!!
あと「こむら返り」ってありますよね。
足がつる!ってやつです。
あれも水分代謝と大きく関係しています。
1日かけて足に溜まった水分が、上に戻れば問題ないんですけど、
そいつが表面から筋の中に入り込むと、痙攣を起こしてこむら返りになるんです。
だから筋の中から水分を出してやる漢方薬を使うとスッと楽になるんですよ。
この時も敬震丹を一緒に飲むと効果のキレが違うんですね!
これからの台風シーズンは気圧が大きく変わるのでどうしても調子が悪くなる方が増えます。
よく考えると台風前後になると調子を崩す方多いんですよ。
台風は家の外の心配もしないといけないですけど、
自分の体の中の心配もしてあげてくださいね。
江戸時代から続く敬震丹という漢方薬を学びながら、
なんだかロマンを感じる1日でした。