がんの話〜うちのばあちゃん①〜
2018年9月1日
今年88歳の僕のばぁちゃん。
月に2回は日本中を飛び回って旅行をしてます☆ 今でも毎日1時間のウォーキングは欠かさず、 頭の回転も速いから会話もオモロいし超元気です!
ばぁちゃんの手術経験は3回。
内容は… 全て癌です!
そう。 ばぁちゃんは3度の死線を潜ってる 癌サバイバーなんです!!!
最初の癌は今から21年前。 67歳の時… 足が痛くて病院にかかってたそうです。
何度か通院をして良くなったので、
「じゃあ治療はこれで終わりです。」
とお医者さんに言われ帰ろうとした時… 「先生。久しぶりにバリウムだけ飲ませてくれんの?」 とばぁちゃん。
実は少し前からなんとな~く胃がもたれる様な感じがしてたそうです。
でも、特に気にする事もなく生活をしてて、最後だからついでに♪ くらいの感じで胃の検査(バリウム)をしてもらうと、 胃にバリウムがしみるんだそうです!! こんな事これまでに経験した事ない!
先生に話すと、 「ちょっと詳しく調べましょう!」 って事になって… 病理検査で、胃がんが発覚!! 最初に胃がんが分かった時はそれはそれはショックだったでしょう。
特に超心配性のばぁちゃんだから、それは精神的ダメージは大きかったと思います。
Dr.「とりあえず、そこまで進行もしてないけど、がん細胞がここから広がったらいかんから!取りましょう!!!!」
とお医者さん。
祖母「どれくらい取るんですか……?」
Dr.「そーじゃね~。胃の下側の2/3は切らんといかんやろね~!」
祖母「え!!!!そなにガンも大きないのにそんなに切るんですか!?ほんなら胃が残り1/3になってしまうじゃないですか!?」
という訳で… 手術で2/3切除!!
術後は抗がん剤もせずに、最初は食事はあまり食べれなかったけど、比較的元気だったそうです。
外科的な治療は病院でやってもらって、身体の中を元気にする為に自然薬をのんでました。
そのお陰か、切った胃もドンドン再生してきて普通のご飯を食べれるようになりました。
元気になってくると、いつものばぁちゃん炸裂です!
海外旅行に国内旅行に、よくしゃべるし、よく動くし!
元気な日が続いたある日… 胃がんはキレイに取ってしまったけど、
「乳がんにならんように、自分で気をつけとかなぁ~。」と思って、 お風呂場でいつものように乳房を触ってチェックしていると… 「ん?なんかシコりのようなものがあるぞ…?」 と、しこりを発見!!!
胃がんで胃を2/3手術で取った、 その3年後のことでした。
これはいかん! と思って次の日に病院に行くと…
つづく。
がんの話〜検査に向くがんと向かないがん〜
2018年8月1日
東京大学医学部付属病院で放射線科の准教授をされている 中川恵一Drです。
中川先生は放射線の最先端治療装置「強度変調放射線治療」(IMRT)を使ってがん病巣だけに放射線をあてる事で副作用を抑えて治癒率の向上を高める治療を研究するなど放射線科医としてがん治療をされている有名なお医者さんです。 そしてがんで亡くならない為にどうすればいいのか!?などを研究しておられます。
中川先生が言うがんになる原因は
★3分の1がタバコ
★3分の1がお酒や食事や運動といった「タバコ以外の生活習慣」
★そして残りの3分の1が「運」と言っているんです。
だから 「がんを防ぐ生活習慣を心がける事」 それと 「運悪くがんになっても早期に発見して完治させる事」 の2つが大切だと言われています。
どんなに聖者のような生活を送っていてもがんになってしまう可能性はゼロではありません。
しかも現在ではがんは決して死の病などではなく、早く見つかれば完治する事も出きますし、
付き合いながら全然長生きする事だってできます。
ですので「運悪くがんになっても早期に発見して完治させる事!」
なるのはしょうがない。なったら早く見つけて対応しましょう!!
というのが早期発見の為の検診です。
その検診も「検診に向くがん」「向かないがん」があるそうなんです。 ここからは中川先生の言葉、そのままご紹介しますね。
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例えば「前立腺がん」は80歳の4割の男性が持っていると言われています。 進行が遅く、他のご病気で亡くなった後で「ご主人さんは前立腺がんをお持ちだったんですね」とわかる事もあります。
前立腺がんの場合手術をすると尿失禁の後遺症のリスクもあるのでそれらを考えると「知らぬが仏」がベストの事もあるんです。
検診に向くがんの代表は・乳がん・大腸がん・子宮頸がんです。
日本ではこれまでの研究から・胃がん・肺がん・大腸がん・は年に1回の検診。
子宮頸がん・乳がんは2年に1回の検診が勧めら れています。
まずこの 5大がんの 検診をきちんと受ける事が大切です。
・肺がんの場合は基本的には「X線写真を撮る」だけ。
・胃がんは「バリウム検査」。
・乳がんは「マンモグラフィー」
・大腸がんは「2回の検便」。
・子宮頸がんは「綿棒のようなもの で子宮の出口を拭い取る」だけです。
大腸がんの場合、検便という簡単な検査ですが、これによって死亡率は半分程度になりますからやらないと損でしょう。 日本ではこれらの検診向きとされるがんに対する受診率が2割程度と非常に低いのが問題です。
一方で欧米のがん検診の受診率は8割に達します。 検診でがん死亡率を減らす為にはこの5大がんの検診を受ける事が大切になります。