健康コラム COLUMN

【熱き想いが人を動かす!②】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経

2019年4月15日

こんにちは!ヒロシです。

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くすり屋を40年もやっていますと、いろいろな人達との出会いがあります。

その中でも忘れることの出来ない人たちがいます。

 

その人達との出会いが今の鈴木薬局を形作ったと思っています。

これからその人達に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

お礼と感謝の気持ちを込めて。。。

 

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伝統薬の素晴らしさを後世に伝え続けてきたO社長も、平成13年に廃業を決意しました。
O社長「ところがどこでどう調べたのでしょうか?

愛用者の方々から連日何十本という電話が会社にかかってきたんです。

『やめないでください』

『やめられると困る』

『私の持病にはこれしか効かない』

と切実な話もたくさんありました。」

 

 

一度はひっそりと辞める決意をしたO社長も、

あまりの反響の大きさに驚き、強烈な愛用者が全国にいることを初めて知ることになりました。

 

 

「自分だけの都合で辞めることはできないんだ!」

と再認識したO社長は長年の人脈を使って継続して製造販売する方向で動き始めます。

運が味方してくれたのでしょうね。

新しい製造及び品質管理基準に適合した製造設備が整っているO薬品さんの所で製造してもらえることができました。

 

それからです。

 

O社長の目が自分の会社だけでなく、全国の伝統薬の保存に向き、そのための活動を開始したのは。

 

O社長「伝統薬を製造している会社はどこも大きな会社ではありません。

大々的に宣伝をしていませんからドラックストアに置かれてもいません。

だから認知度が低いのです。

 

でも何百年の間、私たち日本人が愛用し続けてきた薬ばかりです。

言い方を変えれば私たち日本人の体質気質に合うものばかりが現在まで残ったと言えるのです。

私は大げさな言い方ですが「伝統薬は日本の宝」でもあると思っています。

 

自分の会社の商品のみならず、他社の伝統薬を薬局に紹介するために東奔西走しているO社長の笑顔には自信が溢れていました。

【熱き想いが人を動かす!①】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経

2019年4月8日

こんにちは!ヒロシです。

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くすり屋を40年もやっていますと、いろいろな人達との出会いがあります。

その中でも忘れることの出来ない人たちがいます。

 

その人達との出会いが今の鈴木薬局を形作ったと思っています。

これからその人達に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

お礼と感謝の気持ちを込めて。。。

 

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当店に月に一度、社長自らが訪れてくれる伝統薬メーカーの社長さんがいます。

 

 

江戸時代から長野県の松本に家伝薬として伝わる名薬を製造している製薬会社の0社長です。

 

O社長は私と同年代という事もあってか、いつも話が弾みます。

 

 

O社長「このままでは日本の伝統薬は廃れてしまいます。

伝統薬は一般の人たちが服用して効果があるからこそ、何百年も愛用され続けてきたわけです。

『動物実験によって効果が確認されたから薬品として許可された』

という新薬とはわけが違います。

実際、伝統薬の中にはその効き目の良さで名薬と言われる物も沢山残っています。

でもそんな名薬も誰からが後世に伝えていかないと今に消えて無くなってしまいます。

今がちょうどその瀬戸際の時期だと思っています。」

 

実は、そういうO社長も平成13年に廃業を決意し、問屋や薬局にその旨を通知した事がありました・・・

 

 

つづく。

脳外科医なのに漢方医として評判を呼んでいる医者とは・・・③

2019年3月25日

こんにちは!ヒロシです。

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くすり屋を40年もやっていますと、いろいろな人達との出会いがあります。

その中でも忘れることの出来ない人たちがいます。

 

その人達との出会いが今の鈴木薬局を形作ったと思っています。

これからその人達に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

お礼と感謝の気持ちを込めて。。。

 

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<考根論>とは一体どんな考え方なのでしょう?

 

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「あのネ、、、もしあなたが大切にしている植物の葉や花が枯れたり、果実が実らなかったら、あなたはその植物のどこを診ますか?」

 

もちろん葉や花に薬剤を与えることで元気になる場合もありますが、プロの庭師なら絶対に根を診るはずです。

 

人間も同じです。

人間の根とはすなわちです。

腹を診るべきなのです。

 

江戸時代の中期に「人間にとってお腹が重要である」と唱えた漢方医がいました。

日本漢方を確立したと言われる名医「吉益東洞(よしますとうどう)」です。

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吉益は「万病は腹に根ざす」といって病を診るときは必ずお腹を診ました。

お腹を診ることで処方を決めたのです。

そうすることで腹心という診断技術を確立しました。

 

 

田中先生の話を聞いているうちに、

私の頭にふっと日本に今でも残っている伝統薬のことが思い浮かびました。

そういえば・・・

日本に残っている伝統薬のほとんではお腹の薬なんです。

お腹を元気にすることで病気を治すという考え方で作られています。

まさしく「人間にとってお腹が重要である」です(吉益東洞)

 

 

田中先生は患者さんたちに必ずこんな話をするそうです。

 

①よく噛むこと

②腹八分目

③腹を冷やさないこと

 

基本的に腹が冷えると体が冷えるということ。

今の日本人は冷たいものを取りすぎているそうです。

(腹を冷やす食べ物にはどんなものがあるのかを話してくださいました)

 

お腹と心の関係についても話してくださいましたが、長くなりますのでまた日を改めてお話ししますね。

 

今日はこのぐらいにして、、、

 

皆様もどうぞお腹を大事になさってくださいね。

「考根論」に興味のある方は書籍になってますのでAmazonで注文してみてください。

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